【2026最新】電波がいいキャリアランキング|大手4社の繋がりやすさを徹底比較

電波がいいキャリアって結局どこなの?

結論から言うと、電波が強い・つながりやすいキャリアは「場所×キャリア」の相性で決まります。

全国平均の実測速度ではauがトップですが、東京都ではドコモが1位になるなど、住む場所で答えが変わるからです。

この記事では、

  • 総務省の公式データ(令和7年3月末時点)
  • みんそくの実測速度(2026年6月時点)
  • 全大手キャリアを使ってきた筆者の使用感

をもとに、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4社を、ランキング形式で徹底比較しました。

ご自身の生活圏にぴったりのキャリアが見つかりますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

この記事は2026年6月の最新データに基づいて更新しています。

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もばけん所長

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格安SIM複数持ち
全大手キャリア利用経験有

目次

【2026年最新】電波がいいキャリアランキング|大手4キャリア早見表

細かい解説の前に、まず結論となる電波がいいキャリアのランキングを早見表でまとめました。

「電波が良い携帯会社はどこ?」「一番電波がいいキャリアは?」という方は、まずここだけ見ればOKです。

総合順位キャリア全国平均DL速度繋がりやすさ
(プラチナバンド)
一言評価
🥇 1位au180.42Mbps12.4万局速度・安定・繋がりやすさの総合力No.1
🥈 2位ドコモ173.39Mbps9.8万局全国カバー力は最強。ただし混雑時に弱点
🥉 3位ソフトバンク123.74Mbps8.9万局時間帯の速度ブレが最小で安定
4位楽天モバイル86.72Mbps700MHz商用化・拡大中料金は最安級。電波は改善傾向だが屋内・地下は発展途上
みんなのネット回線速度総務省「電波の利用状況調査」
もばくま

結局、一番電波がいいキャリアはauってこと?

全国平均で見ればauが総合力トップです。

ただし、これはあくまで「全国を平らにならした目安」です。

住む場所や時間帯で順位は簡単に入れ替わります。

そこで重要なのが、「電波最強のキャリア」を求めるならau、「全国どこでも繋がる安心感」ならドコモ、「とにかく安く使いたい」なら楽天モバイルやサブブランド、という選び方です。

なぜこの順位になるのか、次の章でデータをもとに詳しく見ていきましょう。

電波がいい・電波が強いキャリアは結局どこ?【結論は生活圏で変わる】

先ほどのランキングの根拠を、ここから順に見ていきましょう。

まずは各キャリアの実測データを見てみましょう。

ユーザーの実測値を集計した全国平均ダウンロード速度ランキングは以下の通り。

順位キャリア全国平均DL速度
🥇 1位au180.42Mbps
🥈 2位ドコモ173.39Mbps
🥉 3位ソフトバンク123.74Mbps
4位楽天モバイル86.72Mbps
みんなのネット回線速度 | 携帯キャリアの通信速度ランキング(2026年6月時点)

全国平均で見ると、auが180Mbpsでトップ、ドコモが173Mbpsで僅差の2位という結果です。楽天モバイルは86Mbpsと3社より一段控えめですが、日常使いには十分な速度です。

ただし、この全国平均のランキングはあくまで「目安」でしかありません。

なぜなら、地域や時間帯によって順位がガラッと変わるからです。

もばくま

全国平均で1位のキャリアが1番電波良いんじゃないの…?

実際のデータを見てみましょう。

全国平均と東京都のランキングを比較してみました。

全国平均 vs 東京都

全国平均東京都
🥇 1位au(180Mbps)ドコモ(176Mbps)
🥈 2位ドコモ(173Mbps)LINEMO(175Mbps)
🥉 3位ソフトバンク(124Mbps)au(172Mbps)
参考楽天モバイル(86Mbps)楽天モバイル(64Mbps)
みんなのネット回線速度 | 携帯キャリアの通信速度ランキング

あまり差は無いものの、全国平均では1位のauが東京都では3位に後退。

代わりに全国2位のドコモが東京都では1位に浮上しています。

なお楽天モバイルは全国・東京都とも下位ですが、これは速度の最大値の話。

日常使いで困らない速度は出ており、料金の安さと併せて考えるのがポイントです。

さらに驚くのが、同じキャリア内での地域差です。

同じキャリアでもこんなに違う
  • ドコモ
    北海道 350Mbps〜神奈川県 0.8Mbps(約400倍
  • au
    滋賀県 734Mbps〜千葉県 54Mbps(約14倍)
  • ソフトバンク
    神奈川県 158Mbps〜福岡県 13Mbps(約12倍)

地域だけでなく時間帯によっても大きく変わります。

例えば、ドコモは深夜に280Mbpsでもユーザーが集中する夜のゴールデンタイムには87Mbpsまで落ちる傾向があります。

もばくま

つまり電波の良さは自分の生活圏によって変わるんだね

全国ランキングだけで選ぶのではなく、普段の生活圏での通信状況を確認してからキャリアを選ぶことが一番失敗しない方法です。

ドコモのサブ回線ahamoの速度については以下の記事で解説しています。

生活圏での通信状況の確認方法までジャンプ

「人口カバー率99%」の落とし穴|数字だけで選ぶと後悔する理由

ドコモ、au、ソフトバンクともに人口カバー率は99%超です。

ただし、人口カバー率は「屋外」のデータが中心なので、建物の中や地下鉄など実際に電波が必要な場所での繋がりやすさを保証するものではありません。

もばくま

屋外では繋がるのに、ビルの中に入った途端に圏外…ってこと、あるよね

カバー率が同じ99%でも、基地局の配置・密度・使用する周波数帯が異なるため、体感は場所によってまったく異なります。

なお楽天モバイルも人口カバー率は公称99.9%に達していますが、これも「屋外中心」の数字です。

新しく獲得したプラチナバンド(700MHz)の対応エリアはまだ拡大の途上で、屋内・地下での体感は地域差が大きいのが実情です。

携帯料金が高いとお悩みの方は【携帯料金が高すぎる理由と対策法まとめ】もおすすめです。

キャリアの電波の強さを決める3つのポイント

ここまで見てきた通り、電波の良さは「全国平均のランキング」だけでは判断できません。

では、なぜこのような差が生まれるのか?

電波の良さは、以下の3つで測ることができます。

  • 基地局の種類
  • ユーザー数との比率
  • 実測速度

1項目ずつ各キャリアの特徴も交えて、詳しく解説していきます。

①基地局は2種類|「繋がる電波」と「速い電波」の違い

スマホの基地局から出る電波は、大きく分けるとプラチナバンドと容量バンドの2種類があります。

スマホの電波である「プラチナバンド」と「容量バンド」の違いを比較した図解画像。左側はグリーンを基調とした「プラチナバンド(繋がる電波)」。周波数は700〜900MHz。電波が山や建物を回り込んで届くイラストと共に、「遠くまで届く」「壁を回り込む」「地方・山間部・建物内で活躍」という特徴と、「遠くまで届くスピーカー」という例えを記載。右側はブルーを基調とした「容量バンド(速い電波)」。周波数は1.5〜3.5GHz。都市部の基地局からスマートフォンへ高速でデータが送られるイラストと共に、「大量のデータを処理」「高速通信」「都市部・駅・オフィス街で活躍」という特徴と、「高音質だけど近くでしか聞こえないスピーカー」という例えを記載している。
プラチナバンド
(繋がる電波)
容量バンド
(速い電波)
特徴遠くまで届く高品質だが狭い範囲
周波数700〜900MHz(低い)1.5〜3.5GHz(高い)
得意なこと遠くまで飛ぶ&壁を回り込む
繋がること
大量のデータを一度に送れる
速く通信すること
活躍する場面地方・山間部・建物内・地下都市部・駅・オフィス街
プラチナバンド vs 容量バンド 比較表
もばくま

プラチナバンドは「広く届ける担当」、容量バンドは「速くさばく担当」だね

では、3キャリアはそれぞれどちらの基地局を多く持っているのでしょうか?

以下にまとめてました。

ドコモauソフトバンク
プラチナバンド
(繋がる電波)
98,142局124,429局89,053局
容量バンド
(速い電波)
154,804局89,943局114,001局
戦略の特徴容量バンドが分厚く
全国に万遍なく配置
プラチナバンドが最も多く
繋がりやすさ重視
容量バンド+WCPの
都市部特化型
参照:総務省「電波の利用状況調査」令和7年3月末時点

このように、「繋がりやすさ」ではau、「通信容量の厚さ」ではドコモが、それぞれ強みを持っています。

ソフトバンクはどちらも3位ですが、グループ会社であるWCPの2.5GHz帯の基地局を活用して通信の混雑を分散させる体制を敷いています。

楽天は長らくプラチナバンドを持たず「繋がりにくい」と言われてきましたが、2024年6月にプラチナバンド(700MHz帯)の商用サービスを開始し、状況は改善に向かっています。

ただし700MHzの基地局はまだ拡大の途上(目標は約1万局・人口カバー率83.2%/総務省)。

3社(8.9万〜12.4万局)と比べると規模はまだ小さく、「これから効いてくる電波」という段階です。

もばくま

楽天もやっと「繋がる電波」を持ったんだね!

基地局の種類による傾向まとめ
  • 地方・山間部・建物内でよく使う
    ┗プラチナバンドが多い「au」「ドコモ」が有利
  • 人混みの中でもサクサク使いたい
    容量バンドが多い「ドコモ」や混雑分散の体制がある「ソフトバンク」が有利

ただし、最近都心部など混み合っている地域ではドコモの電波が悪いという口コミをよく見かけます。

基地局に対してユーザー数が多すぎるのが要因の一つのようです。

都心が生活圏の方は慎重な判断が必要です。

②基地局の数だけでは速度は決まらない|ユーザー数との比率がカギ

ここで1つ疑問が出てきます。

ドコモは容量バンドが一番多いのに、なんで速度ではauに負けてるの?

これには明確な理由があります。基地局の数だけでなく、「その基地局を何人で分け合っているか」が速度を左右するからです。

各携帯キャリアのシェア率はこちら

携帯キャリアのシェア率を示す円グラフの画像。ドコモ39.7%、au(KDDI)31.3%、ソフトバンク24.8%、楽天モバイル4.2%。
出典:総務省「電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データ」

ドコモは基地局数・容量バンドともに3社で最多ですが、

国内シェアの約40%と圧倒的に多いためユーザーが集中する時間帯には、基地局の処理が追いつかず速度が低下する傾向があります。

もばくま

いわゆるパケ詰まりだね

実際にみんそくの実測値を見ると、深夜は279Mbpsと圧倒的な速度が出る一方で、夜のゴールデンタイムには87Mbpsまで落ち込んでいます。

SNSや口コミでも「ドコモなのに繋がりにくい」という声が多いのはこのためです。

筆者も、ドコモ回線を利用している時にライブ会場や都心で電波の繋がりにくさを経験したことがあります。

ユーザー数による各キャリアの傾向まとめ
  • ドコモ:基地局は最多だがユーザー数も最多 → パケ詰まりが起こりやすい
  • au:基地局数とユーザー数のバランスが良い → 1日を通して安定
  • ソフトバンク:WCPの基地局で混雑を分散 → 時間帯ごとの速度変動が最も小さい
  • 楽天モバイル:シェア約4.2%で混雑は少なめ。ただし基地局自体が発展途上で速度の最大値は控えめ

ドコモの通信速度について【ahamoが遅いと言われているのはなぜ?】で原因や対策まで詳しく解説しています。

所長

「基地局の数÷ユーザーの数」で快適さが決まります

③通信速度を実測データで比較|全国平均と時間帯別

ここまでの仕組みを踏まえて、改めて実測データを詳しく見てみましょう。

時間帯ドコモauソフトバンク楽天モバイル

(5〜8時台)
188.77Mbps189.17Mbps121.52Mbps101.71Mbps

(12時台)
141.14Mbps167.42Mbps126.85Mbps59.70Mbps
夕方
(16〜18時台)
148.81Mbps180.91Mbps122.86Mbps71.04Mbps

(20〜22時台)
87.41Mbps132.61Mbps105.76Mbps82.72Mbps
深夜
(0〜4時台)
279.63Mbps178.62Mbps109.96Mbps127.47Mbps
参照:みんなのネット回線速度 | 携帯キャリアの通信速度ランキング

実測データでは深夜帯以外はauが1位を埋める結果となっています。

Opensignalの調査でもauは10部門で単独首位を獲得、「一貫した品質」や「信頼性」について高く評価されています。

なお楽天モバイルの全国平均は86.72Mbpsと3社より一段低めですが、これは基地局密度とユーザー数のバランスがまだ発展途上のため。

日常のSNSや動画視聴には十分な速度で、「速度の最大値」で選ぶなら大手3社が優位、という位置づけです。

実測データから見える各キャリアの傾向
  • ドコモ
    深夜は280Mbpsと圧倒的だが、夜のゴールデンタイムに87Mbpsまで落ちる。基地局は多いがユーザー数の多さが影響していそう。
  • au
    朝189Mbps→夜133Mbpsと、1日を通して高い水準を安定して維持している傾向がある
  • ソフトバンク
    全国平均は3位だが、昼127Mbps→夜106Mbpsと時間帯による速度変動が最も小さい傾向がある
  • 楽天モバイル
    全国平均86Mbpsと控えめだが、日常使いには十分。プラチナバンド拡大で今後の改善に期待

楽天モバイルの電波は実際どう?プラチナバンド獲得後の実態を検証

ここまで大手3社を見てきましたが、「4社目」として無視できないのが楽天モバイルです。

かつては「電波が悪い」の代名詞でしたが、2024年以降に状況は大きく変わりました。

実際のデータと、楽天モバイルをメイン回線として使ってきた筆者の体験から、フラットに検証します。

楽天モバイルって、結局いま繋がるようになったの?

①プラチナバンドを獲得し、繋がりやすさが改善

楽天モバイル最大の弱点だった「屋内・地下の繋がりにくさ」は、2024年6月27日のプラチナバンド(700MHz帯)商用化で改善に向かっています。

700MHzは壁や地面を回り込む「繋がる電波」。これを楽天が持てたことは、電波の評価が一段上がる転機になりました。

ただし、まだ全国に行き渡ってはいない点には注意が必要です。基地局は東京都心から順に増設中で、対応エリアは生活圏によって差があります。「獲得した=もう全国どこでも安心」ではなく、「これから効いてくる」段階と理解しておくのが正確です。

②実測速度は3社より控えめだが、日常使いには十分

楽天モバイル大手3社の目安
全国平均DL速度86.72Mbps124〜180Mbps
人口カバー率約99.9%
(公称・屋外中心)
99%超
速度=みんなのネット回線速度(2026年6月時点)

数字だけ見ると3社に見劣りしますが、86Mbpsあればウェブ・SNS・動画視聴・地図アプリは快適です。

「速度の最大値」では負けても、「実用上困らない速度」は十分に確保できています。

所長

ドコモから楽天に乗り換えたけど基本問題ありません

③地方カバーはauローミングで補完

楽天の自社エリアが届かない地方や山間部は、auの回線を借りる「ローミング」でカバーしています。

そのため「楽天エリア外=即圏外」ではなく、auの電波が入る範囲なら繋がります。

④それでも残る楽天モバイルの弱点|屋内・地下・混雑時

正直に言えば、弱点も残っています。

楽天モバイルに残る弱点
  • 大型ビルの奥や地下街では、まだ電波が弱い場所がある
  • プラチナバンド未対応エリアでは従来通り1.7GHz頼みになる

さらに詳しい楽天モバイルの電波状況と対処法は、以下の記事で実測データ付きで深掘りしています。

結論|「料金最優先で、生活圏が対応エリア内」なら有力

楽天モバイルは、電波の「最強」を狙うキャリアではありません。

しかし、データ無制限が使えて料金は最安級という強みは唯一無二です。

筆者自身、大手キャリア時代は月約10,000円かかっていたスマホ代が、楽天モバイルへの乗り換えで月3,000円以内に収まりました。

所長

年間で約8.4万円の節約になりました

電波が生活圏で実用に足りるなら、コスパは圧倒的です。

まずは楽天モバイルの対応エリアかを確認し、お得なキャンペーンの有無もチェックしておきましょう。

ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル4社の電波状況を徹底比較

ここまで解説した内容と基地局の戦略を組み合わせると、以下のような傾向が見えてきます。

各キャリアの特徴まとめ
  • ドコモ
    基地局は豊富だが、ユーザー数の多さによるパケ詰まりが課題。
  • au
    昼や夕方の混雑しやすい時間帯でも速度の落ち込みが少なく、1日を通して高い数値を維持。
  • ソフトバンク
    最高速度は控えめだが、時間帯による速度変動が最も少なく1日中安定した通信を提供。
  • 楽天モバイル
    速度の最大値は3社に届かないが、プラチナバンド獲得で改善中。料金の安さが最大の武器。

このように、「基地局の種類」や「ユーザーの数」によって、出やすい速度や安定する時間帯はキャリアごとに異なります。

ここまでの仕組みを踏まえて、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの4社の電波の特徴を、さらに詳しく見ていきましょう。

ドコモの電波|4G基地局25.9万局の圧倒的カバー力、ただし混雑時に弱点

ドコモの最大の強みは、4G基地局25.9万局という他を圧倒する全国カバー力です。

  • 4G基地局数:259,008局(1位)
  • プラチナバンド:98,142局(2位)
  • 容量バンド:154,804局(1位)
メリットデメリット
・山間部でも繋がりやすい
・屋内や地下でも繋がりやすい
・人の少ない地方なら電波◎
・5G専用帯域の通信品質が良い
・混雑時は繋がりにくい
・都心部が繋がりにくい

都市部の通信を支える容量バンドが3社で最も多く、地方をカバーするプラチナバンドも充実しています。

そのため、地方への出張が多い方や、山間部・アウトドアによく行く方にとっては、やはりドコモの安心感は絶大です。

所長

筆者も山間部やキャンプ場での繋がりやすさに毎回驚かされています

一方で弱点は、ユーザー数が多すぎることによる混雑です。

人が集中する時間帯・場所では「パケ詰まり」が起きやすく、通信が遅くなる傾向があります。

実際に利用した体感としては生活圏(九州在住です)では非常に快適でしたが、混雑しているライブ会場や都内では繋がりにくさを感じました。

ドコモの詳しい電波状況は以下の記事で解説しています。

auの電波|プラチナバンド12.4万局で繋がりやすさに定評

auの強みは、障害物に強いプラチナバンドの多さと、通信品質の安定感です。

  • 4G基地局数:197,990局(2位)
  • プラチナバンド:124,429局(1位)
  • 容量バンド:89,943局(3位)
メリットデメリット
・地下や屋内など障害物に強い
・1日を通して安定している
・容量バンド単体の数は他社よりやや少ない

プラチナバンドが12.4万局と3社の中で最も多いため、ビル群の屋内や地下鉄など「電波が届きにくい場所」での繋がりやすさに定評があります。

ドコモのような「瞬間的な爆速」よりは、「いつでもどこでも一定の速さで快適に繋がる」ことを重視した戦略と言えます。

Opensignalのレポートでも、日本国内における「通信の信頼性」部門で4回連続首位を獲得するなど、品質の安定感は客観的にも高く評価されています。

弱みとしては容量バンド単体の数が他社より少ない点ですが、グループ会社の電波を活用して上手くカバーされています。

実測値を見る限り速度への悪影響は出ていないようです。

ソフトバンクの電波|時間帯による速度変動が小さく安定感あり

ソフトバンクの強みは、混雑分散による「時間帯別の速度安定感」です。

  • 4G基地局数:183,486局(3位)
  • プラチナバンド:89,053局(3位)
  • 容量バンド:114,001局(2位)
メリットデメリット
・時間帯による速度のブレが最小
・人混みでも快適
・山間部では繋がりにくい傾向

ソフトバンクは、容量バンドに加えてグループ会社の基地局を豊富に持っており、通信が混み合う都市部での対策を厚く行っています。

5G基地局の展開もau同様に早く、ユーザー数もドコモやauと比べて少ないため「昼や夜の混雑時間帯でも速度が落ちにくい」という大きなメリットがあります。

弱みとしては、繋がりやすさに直結するプラチナバンドが3社の中で最も少ない点です。

そのため、都市部では非常に快適な反面、山間部や地方の奥深くに行くとドコモやauに一歩劣る傾向があります。

楽天モバイルの電波|プラチナバンドで改善中、料金は最安級

楽天モバイルの強みは、電波の質ではなく「データ無制限を最安級で使える」コストパフォーマンスです。

  • 4G+5G基地局数:約60,000局(2025年時点・自社公称)
  • プラチナバンド(700MHz):2024年6月商用化、拡大途上
  • 全国平均DL速度:86.72Mbps
メリットデメリット
・データ無制限が月最安級
・プラチナバンドで屋内も改善傾向
・楽天ポイントが貯まる/使える
・屋内/地下はまだ発展途上
・速度の最大値は3社に劣る
・地方の一部はauローミング頼み

プラチナバンド網が整うほど評価が上がる「伸びしろ枠」。

料金を最優先しつつ、生活圏が対応エリアなら有力な選択肢です。

楽天モバイルのバンドについては以下の記事で詳しく解説しています。

人混み・混雑時に強いキャリアはau・ソフトバンク

通勤ラッシュやライブ会場、ターミナル駅など、人混みで強いキャリアはauとソフトバンクです。

理由はシンプルで、この2社は混雑時間帯でも速度の落ち込みが小さいためです。

時間帯別の実測データでも、夜のゴールデンタイムでauは132Mbps、ソフトバンクは106Mbpsを維持しています。

一方ドコモは、深夜は280Mbpsと速いものの、夜は87Mbpsまで低下。

これは契約シェア約40%でユーザーが最も多く、混雑時に基地局の処理が追いつきにくいためです。

混雑シーンおすすめ理由
通勤ラッシュ
ターミナル駅
au
ソフトバンク
混雑時も速度低下が小さい
ライブ会場
イベント
au
ソフトバンク
一時的な集中に強い
みんそくの時間帯別データに基づく
所長

「混雑に強い=基地局あたりのユーザー数が少ない」と考えると分かりやすいですよ

パケ詰まりしないキャリアは?

「パケ詰まり」が起きにくいのも、au・ソフトバンクです。

逆に、最も起きやすいのはドコモ。基地局数は最多ですが、それ以上にユーザー数が多いためです。

都心の混雑エリアで「ドコモなのに繋がりにくい」という声が多いのはこのためです。

パケ詰まりを避けたいなら、混雑分散の体制があるau・ソフトバンク回線を選ぶのが無難です。

格安SIM・サブブランドの電波は本家と同じ?

結論から言うと、大手キャリアのサブブランドは基本的に本家と同じ回線を使っています。

つまり電波の良さは変わりません。

サブブランド/格安プラン使用回線電波の品質
ahamoドコモ本家と同一
UQモバイル / povoau本家と同一
ワイモバイル / LINEMOソフトバンク本家と同一
楽天モバイル(最強プラン)楽天本家と同一
各社サブブランド・格安プランの使用回線
もばくま

じゃあ格安SIMで電波がいいのはどこ?

つまり格安SIMで電波がいいかのは、どの大手回線を選ぶかで決まります。

  • 繋がりやすさ重視 → au系(UQモバイル・povo)
  • 全国カバー重視 → ドコモ系(ahamo)
  • 料金最優先 → 楽天モバイル

おすすめの格安SIMについては以下の記事で解説しています。

電波で後悔しない!乗り換え前にできる電波チェック方法

ここまで読んで「結局、自分の生活圏ではどのキャリアがいいの?」と思った方も多いはず。

ここまで見てきた基地局データと実測値をもとに、「どんな場面でどのキャリアが強いか」を早見表にまとめました。

利用シーンおすすめ根拠
通勤ラッシュ
ターミナル駅
au
ソフトバンク
混雑時も速度低下が少ない
地方・郊外ドコモ
au
全国カバー力が圧倒的
山間部
アウトドア
ドコモ
au
ドコモの800MHz帯が単体最多
auもプラチナバンド全体で12.4万局
地下鉄
建物内
au
ドコモ
auのプラチナバンドは壁や地中を回り込む力が最強
とにかく料金を抑えたい楽天モバイルデータ無制限で最安級
総務省・みんそくのデータに基づく

さらに、乗り換える前にご自身の生活圏の電波状況を確認できる方法を紹介します。

どれも無料でできるので、契約してから後悔する前にぜひ試してみてください。

①各キャリアのエリアマップで自宅・職場・通勤路を確認する

まず最も手軽な方法が、各キャリアが公式サイトで公開している「エリアマップ」です。

自宅・職場・通勤路の住所を入力するだけで、そのエリアの電波状況をざっくり確認できます。

エリアマップは「屋外」が中心のデータです。「エリア内」と表示されていても建物内や地下では電波が弱いケースがあるので、あくまで目安として活用してください。特に楽天モバイルはプラチナバンド対応エリアが拡大中のため、最新の表示を必ず確認しましょう。

②みんなのネット回線速度で自分の地域の実測速度を確認する

エリアマップよりもリアルな情報が欲しいなら、実際のユーザーが測定した速度データを見るのが一番です。

みんなのネット回線速度(みんそく)」では、都道府県や市区町村ごとに各キャリアの実測速度を確認できます。

みんそくでの調べ方
  1. みんそくの速度ランキングにアクセス
  2. 検索ボックスで市町村名などを検索
  3. 市区町村別の実測値が確認できる
所長

みんそくの実測値と体感速度は乖離しておらず正確な印象です

電波がいいキャリアを安く使うなら?おすすめ料金プラン4選

電波が良いキャリアを安く使うなら、大手キャリアの格安ブランドと契約するのがおすすめです。

もばくま

例えば、ahamoやワイモバイルなど!

ここでは、各キャリアの回線ごとにコスパの良いおすすめプランを1つずつ紹介します。

ahamoUQモバイルワイモバイル楽天モバイル
回線ドコモauソフトバンク楽天
月額2,970円1,078円〜3,278円〜〜3,278円
(無制限)
データ30GB4GB〜5GB〜無制限
特徴5分かけ放題
全国カバー◎
最安クラス
繋がりやすい
データ繰越可能
時間帯安定
データ無制限
ポイ活◎
4キャリア別おすすめプラン比較表

【ドコモ回線】ahamo|30GB+5分かけ放題で月2,970円

ahamo

ドコモの電波をそのまま使いたいなら、ahamoが最有力候補です。

項目内容
月額料金2,970円
データ容量30GB
通話5分以内かけ放題(無料)
使用回線ドコモ回線(本家と同一品質)
契約期間・解約金なし・0円

ドコモの4G基地局25.9万局・5G専用帯域をそのまま利用でき、30GBに5分かけ放題がついて月2,970円というシンプルさが魅力です。

全国出張が多い方や、地方在住でカバー力を重視する方に向いています。

\乗り換えで20,000pt還元!/

ahamoの注意点については以下の記事で解説しています。

【au回線】UQモバイル|電波の安定感を維持しつつ月1,078円〜

auの電波を安く使いたいなら、UQモバイルがおすすめです。

項目内容
月額料金1,078円〜(ミニミニプラン)
データ容量4GB〜(プランにより20GB・30GBも選択可)
通話22円/30秒(かけ放題オプションあり)
使用回線au回線(本家と同一品質)
契約期間・解約金なし・0円

auのプラチナバンド12.4万局と安定した通信品質をそのまま利用でき、月1,078円からという圧倒的なコスパが強みです。

地下鉄や建物内での繋がりやすさを重視しつつ、料金を抑えたい方に向いています。

【ソフトバンク回線】ワイモバイル|翌月くりこし&PayPayポイントも貯まる

ソフトバンクの電波を安く使いつつ、店舗サポートや家族割も活用したいなら、ワイモバイルが有力です。

項目内容
月額料金3,278円〜(S・5GB)
データ容量5GB / 30GB / 35GB(S/M/L)
通話22円/30秒
使用回線ソフトバンク回線(本家と同一品質)
契約期間・解約金2026/7/1以降の新規契約は1年以内の解約で解除料 S・M 858円/L 1,100円

ソフトバンクの安定した電波をそのまま使いつつ、余ったデータを翌月に繰り越せるのが魅力。

また、料金の支払いでPayPayポイントも貯まるのが特徴です。

全国のワイモバイル・ソフトバンクショップで対面サポートを受けられる安心感もあります。

家族での乗り換えや、おうちのネットとセットで割引を効かせたい方、店頭でのサポートを重視する方に向いています。

【楽天回線】楽天モバイル|データ無制限+ポイ活で最安級

「電波より料金とデータ量を最優先したい」なら、楽天モバイルが有力候補です。

項目内容
月額料金3,278円
データ容量無制限
通話Rakuten Linkアプリで国内通話無料
使用回線楽天回線+auローミング
解約事務手数料年以内の解約で最大1,078円

データを無制限で使っても3,278円という料金は、大手はもちろんサブブランドと比べても破格です。

楽天ポイントが貯まる・使えるので、楽天経済圏の方とは特に好相性。

生活圏がプラチナバンド対応エリアに入っていれば、「電波も実用十分・料金は最安級」という選択になります。

7/6まで!お得に契約するチャンス✨/

楽天モバイル乗り換えキャンペーンを解説しています。お得に乗り換えるチャンスです!

電波がいいキャリアに関するよくある質問

ドコモとauとソフトバンク、電波が一番いいのはどこですか?

一概に「ここが一番」とは言えません。

全国平均の実測速度ではauが180Mbpsでトップですが、東京都に限るとドコモが176Mbpsで1位になるなど、地域や時間帯によって順位が変わります。自宅や職場など普段の生活圏での実測値をみんそくで確認してから選ぶのがおすすめです。

楽天モバイルの電波は悪いですか?

2024年6月のプラチナバンド(700MHz)商用化以降、改善傾向にあります。全国平均速度は86Mbpsと大手3社より控えめですが、日常使いには十分。地方はauローミングでも補っています。

ただし屋内・地下や未対応エリアではまだ弱い場所があるため、生活圏が対応エリアかを契約前に確認するのがおすすめです。詳しくは【楽天モバイルの電波は悪い?実測データで徹底解説】をご覧ください。

人混みやライブ会場で繋がりやすいキャリアは?

au・ソフトバンクです。混雑時間帯でも速度の落ち込みが小さく、いわゆるパケ詰まりが起きにくい傾向があります。

ユーザー数が最多のドコモは、都心の混雑時に速度が落ちやすい点に注意が必要です。

格安SIMにすると電波は悪くなりますか?

ahamo(ドコモ)・povo(au)・LINEMO(ソフトバンク)・UQモバイル(au)・ワイモバイル(ソフトバンク)はキャリアのサブブランドで、本家とまったく同じ回線・同じ電波を使っているため、電波の品質は変わりません。

格安SIMで一番電波がいいのはどこですか?

サブブランド(ahamo・UQ・ワイモバイル・povo・LINEMO)は本家とまったく同じ回線・電波です。繋がりやすさ重視ならau系のUQ・povo、全国カバー重視ならドコモ系のahamoがおすすめです。

なおMVNO(IIJmio・mineo等)は電波は同じでも、昼などの混雑時間帯は速度が落ちやすい点が異なります。

ahamoやpovoはキャリアと同じ電波で使えますか?

はい、まったく同じ電波です。

ahamoはドコモの基地局(25.9万局)、povoはauの基地局(19.8万局)をそのまま使っています。通信速度や繋がりやすさはキャリア本家と基本的に同じで、料金が安いからといって電波が劣ることはありません。

ahamoの電波に不満がある方は【ahamoから乗り換えおすすめ|不満別に徹底比較】もチェックしてください。

5Gと4Gで電波の良さは変わりますか?

5Gには「転用5G」と「専用5G」の2種類があります。

転用5Gは4Gの電波を5Gに転用したもので、エリアは広いですが速度は4Gとほぼ同じです。専用5Gは5G専用の高い周波数帯を使うため、対応エリアで繋がれば超高速通信が可能です。

ドコモは専用5Gの比率が高く(約77%)、au・ソフトバンクは転用5Gでエリアを広げる戦略を取っています。普段使いでは4Gでも十分快適なので、「5G対応=電波が良い」とは限りません。

電波が悪い時にできる対処法はありますか?

すぐにできる対処法は以下の3つです。

①機内モードのON/OFF:一度機内モードにしてから戻すと、基地局に再接続されて改善することがあります。
②Wi-Fiに切り替える:自宅やカフェなどWi-Fiが使える環境なら切り替えるのが確実です。
③場所を移動する:窓際や屋外に出ると電波状況が改善するケースが多いです。

それでも改善しない場合は、キャリアの電波改善要望フォームから自宅の電波改善をリクエストすることも可能です。

ドコモとauどっちがいいですか?

生活圏によって異なります。

地方・山間部での利用が多い方や、5G専用帯域の高速通信を重視する方はドコモがおすすめです。

一方、地下鉄やビル内での繋がりやすさを重視する方、1日を通して安定した速度が欲しい方はauがおすすめです。

全国平均の実測速度ではauが180Mbpsでトップですが、東京都ではドコモが176Mbpsで1位になるなど、地域によって結果が変わります。みんそくで自分の生活圏の実測値を確認してから選ぶのが確実です。

まとめ|電波が強い・良いキャリアは生活圏で決まる

この記事では、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル4社の電波の違いを、総務省の基地局データとみんそくの実測値をもとに比較してきました。

最後に、ポイントを3つにまとめます。

この記事のまとめ
  • 「電波が一番いいキャリア」は全国一律では存在しない
    全国平均ではauがトップだが、東京都ではドコモが1位になるなど、地域・時間帯で順位が変わる
  • 各キャリアには明確な得意分野がある
    ドコモは全国カバー力、auは繋がりやすさと安定感、ソフトバンクは時間帯別の速度安定、楽天モバイルは料金の安さ
  • 自分の生活圏で確認するのが一番確実
    みんそくでの実測確認や各キャリアのエリアマップを確認する

まずはご自身の生活圏の電波状況を確認してから、ぴったりのキャリアやプランを選んでくださいね!

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この記事を書いた人

山田しむまるのアバター 山田しむまる もばけん所長/ライター

節約の鬼。格安SIM歴5年、楽天経済圏歴5年以上。大手キャリア時代は月約10,000円だったスマホ代を、格安SIMへの乗り換えで月3,000円以内に削減。メイン回線は楽天モバイルを愛用、その他検証のために複数回線を使っています。当サイトでは、実際に使った経験+徹底リサーチをもとに、あなたにぴったりの格安SIMが見つかるお手伝いをします。PRや執筆依頼、お仕事のご相談はお問い合わせフォームまでお待ちしております。

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